仕事の合間にできるリフレッシュ方法
ナースステーションでの人間関係に心が乱されたり、一刻を争う緊急患者が搬送されたことで平常心を失ったりなど、病院勤務の看護師はイライラしたり不安になる状況が何かと多いです。イライラしたり不安を感じたときは、仕事中のちょっとした合間を縫って気持ちを落ち着かせると良いでしょう。
看護師が職場でもできるリフレッシュ方法として、呼吸法が挙げられます。
自宅であればゆっくり深呼吸をすることでリフレッシュできますが、多くの人が行き交う病院となるとそうはいきません。そこで、職場で人と会話をしていないときは、息を吸う時間と吐く時間の比率をできるだけ1対2にすることを意識してみましょう。
これは、ワンツー呼吸法と呼ばれています。鼻から息を吸ったあとにその2倍の時間をかけて口からゆっくり吐き出すことで、血管が開いて体の隅々にまで血液が行き渡るようになります。
このワンツー呼吸法を短時間に5回くらい繰り返すだけでも、心身がリフレッシュされていくことを実感できるでしょう。逆にイライラや不安を感じているときに浅くて速い呼吸をし続けていると血管はどんどん収縮していき、心理状態はますます緊張モードになってしまいます。
人間の体は、動作と精神状態が上手く連動するようになっています。つまり、普段の動作でちょっとした工夫をすることが、精神状態の乱れを整えることにつながります。
例えばイライラして怒りを感じたときはつい手を強く握ってしまいがちですが、そんなときこそ手をパーにしてみましょう。手を強く握っていればいるほど、そのグーの手を意識して開くことで怒りがスーっと落ち着き、気分がリフレッシュしていくのを実感することができます。
最近のコメント